感染症を知る 第2回「溶連菌」

GUM06_CL05023第2回は、私も定期的にかかってしまう「溶連菌」です。
こどもに多い病気なのですが、大人もかかるので保育者も感染には注意が必要です。

正式名称は「A群溶血性レンサ球菌」
感染経路:飛沫(ひまつ)感染・接触感染・経口感染など
潜伏期間2~5日間

症状

高熱に喉の痛み、咳など風邪の症状に似ています。その後。発しんが体や手足・口内に表れたりします。風邪だと、安易な判断を行わず医師による診察を受けましょう。

登園について

学校保健安全法では、医療機関の受診日その翌日登園できません。抗生物質の内服後24時間経過すれば、感染力は弱くなります。
完治については、発症時の症状が改善し2~3週間後に検査をして分かります。処方された抗生物質は必ず飲みきり、必要に応じて医師の診断を受けてもらい登園してもらいましょう。

園内感染対策

  1. 予防接種がないため、手洗いうがいを徹底しましょう
  2. 乳児さんは、口に入れたおもちゃからの感染もあるので、おもちゃの衛生管理も徹底しましょう
  3. 発疹が出ている場合は、別室での保育を行いましょう
  4. アトピー性皮膚炎のお子さんは、重症化しやすいため保護者へ連絡帳などで注意を促しましょう
  5. 運動会や遠足で疲れが出てくる時期、保育者の抵抗力が下がって感染しやすくなるため注意しましょう

おたよりのポイント

GUM06_PH08051処方された抗生物質は必ず飲み切りましょう症状が直っても菌が体に残っている場合、再発のリスクが高くなります。

保護者の方も体力が低下時は、溶連菌に感染しやすくなっています。可能な限り、寝室は分けた方が良いと思います。

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コラム
2015年10月7日
執筆者:りったん